農林水産省委託研究プロジェクト・データベースモデル協調システム | ||||||||||||||||||||||
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データ仲介分散協調システム構築上の障害分散協調システム構築上の最大の問題点は,たとえ同じ種類のデータベース(例,気象データベース)でも,データベースの形式,利用方法などがことなるため,同じプログラムから異なるデータベースを利用できないこと データ仲介の考え方その問題を解決するためにデータ仲介の概念を導入 気象データ仲介ソフトMetBroker気象データベース用の仲介ソフトウエアは を提供します.以下のような構成になっています.現在,表のような世界の気象データベースに対応し,総計2万箇所以上の気象観測点の気象データを利用できます MetBrokerから利用できる気象データベース(2004年末現在)農業向けの利用プログラム例 これらのプログラムは一切の修正なしにMetBroker対応の気象観測点から気象データを獲得できる MetBrokerを利用するプログラム例極端な気象値が出現する確率を過去10年分のデータにさかのぼって計算し,円グラフで表示するプログラム MetBrokerの空間アクセスモード緯度・経度矩形の中の全ての気象観測点データをデータベースの違いを超えて獲得する機能 複数の異なるデータベースをシームレスにつなぎ合わせて利用するための機能 単独の気象観測点ではなく,複数の気象観測点をまとめて利用したい場合 下図のようにクライアントはデータベースの違いを意識せず複数のデータベースからデータを一気に獲得できる その他のデータ仲介ソフトウエア標高データ仲介DEMBroker さまざまの標高データベースを仲介する 解像度1kmのGTOP30データベースと国土地理院の50mのデータベースに対応.下図は標高データを立体的に表示するプログラム例 この他地図データを仲介するChizuBrokerも開発 MetBrokerとFieldサーバー収集気象データの融合フィールドサーバが収集する気象データもMetBrokerから利用できる そのため,MetBroker対応の各種プログラムがそのまま利用できる これはセンサーネットワークとデータグリッドの融合でもある データ仲介サービスの標準化MetBroker,DEMBroker,ChizuBrokerにSOAP/XML Webサービスを用意することで,誰でも簡単にこれらを利用するプログラムが開発できる 例えば,MS Excelのマクロプログラムを利用して世界の気象データを表計算ソフトデータとして取り込むことも可能である センサーネットワークとデータグリッドの融合フィールドサーバ収集気象データがMetBrokerから読めることによって,例えばアメダス空白域を補填するようなことが可能になる MetBrokerを利用した気象データ内挿MetBrokerの空間アクセスモードやDEMBrokerを組み合わせることで,周囲の気象データから特定緯度経度の気象値を推定する 4種類の内挿方法から選べる SOAP/XML Webサービスとして標準化している クライアントは緯度経度と内挿方法を指定するだけで推定値を獲得できる クライアント開発者はMetBrokerの使い方を知っている必要がない 詳細情報
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