農林水産省委託研究プロジェクト・データベースモデル協調システム
 
   
   
   
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海洋と水産生物の情報をリアルタイムに解析・提供するしくみ

はじめに

水産関連情報システムとしては、水温データ,流況データなど海況データをリアルタイムに解析し、さらに必要な調査を展開するとともに、漁業利用者の意志決定を支援するプログラムが必要です。 資源管理施策決定を行う行政機関や漁業者に対しては、漁業操業データ,資源解析データなどさまざまなデータを組み合わせて,将来の操業に反映していくシステムを構築する必要があります。 水産関係では、こうした情報の整理・解析・公表のシステム構築が遅れていました。 そこで、基礎となるリアルタイム海況データの解析プログラムをベースに、スルメイカ漁獲予測システム、水産特異現象検索システムを有機的に連結させていくことを視野に入れて研究が進められてきました。

人工衛星画像の高度利用

人工衛星水温画像は雲域による欠測が多いが、調査船による実測値と前日までの観測値から内挿補正することが可能となり、Webでの配信を開始している。

人工衛星画像の高度利用

調査船観測データの即時利用

調査船が観測した水温や流れなど環境データをリアルタイムで陸上に転送し、解析したデータを複数船に配信することにより、解析結果を共有することが可能となった。

調査船観測データの即時利用
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