農林水産省委託研究プロジェクト・データベースモデル協調システム
 
   
   
   
   
   
   
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イネウンカ類飛来シュミレーションモデル1

はじめに

イネの重要害虫であるセジロウンカやトビイウンカなどのイネウンカ類は、主に梅雨時期の低気圧や台風に伴う強い南西風に運ばれて、中国南部から日本に飛来します。
飛来予測はこれまで2次元解析が行われており精度に問題がありました。そこで飛来を高精度に予測するために、日本原子力研究所の世界版緊急時環境線量情報予測システムWSPEEDI の粒子分散モデルGEARN(ゲルン)を改良し、ウンカの飛来シュミレーションモデルを開発しました。


イネウンカ類
イネウンカ類

イネウンカ類の長距離移動図
イネウンカ類の長距離移動図

イネウンカ類の長距離移動に関する振る舞い

ウンカは夕方と明け方に飛び立つことで知られています。またレーダーによる観測によると飛び立ち後、1000m程度まで上昇し、その速度は0.2m/s 程度でした。室内試験では16.5℃で半数は羽ばたきを停止しました。こうした振る舞いを基に、飛来シュミレーションモデルを開発しました。


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