農林水産省委託研究プロジェクト・データベースモデル協調システム
   
 
   
   
   
   
   
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イネウンカ類飛来シュミレーションモデル2

飛来シュミレーションモデル(GEARN)

ウンカ(概念図の黄色丸)の飛来は以下のように計算します。まず、中国と台湾に設定した各飛び立ち域(下図の赤い四角)から約2000頭のウンカを水平方向にランダムに飛び立たせます。 飛び立ち開始時刻は世界標準10時と21時です。これは、現地時間で夕方と明け方になります。飛び立ち終了時刻は開始時刻の一時間後で、その間一定時間間隔で2000頭まで飛び立たせます。 (概念図A)飛翔中は鉛直拡散を考慮して風速と同じ速さで移動します。(概念図B)気温が16.5℃以下の領域にが行かないように天井を設定しています。日本上空まで移動すると、計算に用い た格子のなかにいくつのウンカが入っているかを基にして相対的な空中密度の計算をします(概念図C)。地表面付近の相対密度を図示して(ウンカ雲の例)それがどの地域にかかっているかで飛来 の予測をします。


計算方法の概念図


計算方法の概念図
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