農林水産省委託研究プロジェクト・データベースモデル協調システム
   
   
 
   
   
   
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フィールドサーバ

活用事例2

 

完全にワイヤレスなフィールドサーバ

ワイヤレスフィールドサーバ

通常のフィールドサーバは電灯線(ACアダプタで12Vに変換)から電源を得て連続的に稼働している。実際,ほとんどのケースでは,電柱や近くの民家から電源を得ることができている。どうしても電灯線が確保できない場合には,外付けの太陽電池や風力発電装置を使用している。しかし,水田等では大型の太陽電池は使いにくい。そのため,タイマー駆動等による省電力技術が開発された。このフィールドサーバは上部に組み込まれた小型の太陽電池から供給されるわずかな電力で動作することができる。水田の中にも簡単に設置することができ,また本格的なセンサーネットワークとして圃場に高密度に設置することができる。

   

計測データの例

 

2003年9月4日から11月13日までの約2ヶ月間,外からの電源供給無しに動作して,圃場の気温(青色)と相対湿度(ピンク色)が計測されている。その間のバッテリ電圧はほぼ一定で,内蔵太陽電池だけでも安定的に動作していることが分かる

計測データの例

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